はじめに
「Don't Starve Together」(以下、DST)は、個性豊かなキャラクターたちを操作し、奇妙で危険な世界で生き残ることを目指す、サバイバルアクションゲームです。
Klei Entertainmentにより2013年にリリースされました。
画像引用:「Don't Starve Together」公式サイト(Steam)
独特なアートスタイルと奥深いゲームシステム、そして何より友達と一緒にワイワイ楽しめるマルチプレイが、世界中のゲームファンを魅了しています。
「友達と何か面白いゲームをしたいけど、何が良いか分からない…」
そんなあなたに、この記事ではDSTの魅力を余すことなくお伝えします!
ゲームの基本的な情報から、マルチプレイの始め方、サーバーの立て方まで、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
DSTってどんなゲーム?ゲームの魅力とは
DSTは、シングルプレイ専用の「Don't Starve」をベースに、マルチプレイ機能を加えてパワーアップしたゲームです。
手描きのダークな世界を舞台にしたマルチプレイ対応のサバイバルクラフトゲームです。
プレイヤーは未知の地で食料を確保し、拠点を築き、モンスターと戦いながら過酷な環境を生き抜かなければなりません。
飢えや正気度、気温を管理しつつ、仲間と協力して世界の謎を解き明かし、生存を目指しましょう。
独特のダークファンタジーな雰囲気と、緻密なクラフト・探索要素が織りなす、奥深いサバイバル体験が魅力です。
<注意>
シングルプレイ用の「Don’t Starve」とは別のゲーム扱いとなり、「Don’t Starve」のみを所持していても、「Don’t Starve Together」はプレイすることができませんので、ご留意ください。
ゲームの目的は?
DSTの目的は、過酷な環境の中で生き残ることです。
食料や資源を集め、道具や拠点をクラフトし、迫りくる脅威から身を守りましょう。
しかし、ただ生き残るだけではありません。
ゲームを進めることで、世界の謎を解き明かし、より深くゲームを楽しむことができます。
【初心者向け】プレイするには何が必要?
DSTを始めるために必要なものは、以下の通りです。
PC版のプレイ環境
- 対応OS:Windows、Mac、Linux
- Steamアカウント:ゲームの購入とダウンロードに必要です。(登録無料)
- インターネット環境:マルチプレイには必須です。
マルチプレイに必要なもの
- DSTのゲームソフト:Steamで購入できます。
- マルチサーバー:複数のプレイヤーが同じワールドに入るためにサーバーが必要です。
マルチサーバーの立て方3選
サーバーのホストとして、マルチサーバーを立てる方法をご紹介します。
マルチサーバーを立てる方法は、大きく分けて3つあります。
- レンタルサーバーを利用する
- Steamの機能を利用する
- 自宅のPCをサーバーにする
それぞれのメリットとデメリットを分かりやすく解説していきます!
レンタルサーバーを利用する
レンタルサーバーとは、サーバーを契約(購入)することで自分専用のプライベートなサーバーをレンタルできるサービスです。
特にゲームのマルチプレイ専用に作られているレンタルサーバーサービスは、サーバー初心者でも簡単に操作できるように工夫されています。
メリット
月額料金などはかかってしまいますが、高精度で安定したサーバーを、専門知識ゼロで利用できることが最大のメリットです。
また、サーバー内にホストがいなくても24時間サーバーは稼働するため、時間を選ばずプレイしやすいのも特徴です。
さらに多くのサービスはプロのサポートを受けることができるため、万が一の事態に備えられることも長所のひとつです。
デメリット
利用するサービスによって価格は異なりますが、月額料金がかかります。
自分のプレイスタイルに最適なサーバースペックとコストを考慮することが大切です。
Steamの機能を利用する
アプリ版Steamのコマンドライン版である「SteamCMD」を利用する方法では、マルチサーバーを無料で立てることができます。
「SteamCMD」はコマンドを自分で入力することで、Steamを操作することができます。
アプリ版はボタン操作でゲームの管理などができますが、コマンドライン版はより細かい設定や操作ができます。
ただし、ホストがゲームを終了すると他のプレイヤーも切断されてしまいます。
メリット
サーバーやPCに慣れている方であれば、ゲーム環境を自分好みにカスタマイズしやすいです。
MODの導入や細かいサーバー設定をしたい方におすすめです。
デメリット
コマンド操作そのものの難易度が高く、PCやネットワークに関する知識が必要です。
ゲームの動作はサーバーの環境に左右されるため、ご自分のPCのスペックやインターネット環境もよく確認しておきましょう。
自宅のPCをサーバーにする
自分のPCをサーバーとして稼働し、立てたサーバーにお友達を招待する方法です。
こちらもPCやサーバーに慣れている方向けになりますが、無料でマルチサーバーを立てることができます。
メリット
レンタルサーバーと同様、自分がゲームに入っていなくとも、サーバーが稼働していれば他のプレイヤーはサーバーに入ることができます。
またサーバーを立ち上げるにはスキルが必要なため、サーバーに関する専門知識を学びながら遊べる、という点もメリットと言えます。
デメリット
サーバーに対する専門知識やPCの安定したスペック、良好なインターネット環境などが必要です。
サーバーを稼働させておけば他のプレイヤーはワールドに参加できます。
ただし、サーバー稼働中の電気代やサーバーを維持するコストなどは考慮しておきましょう。
サーバーの立て方はどの方法がおすすめ?
サーバーの立て方を3つご紹介しました。
その中でも、特に初心者におすすめしたいのはレンタルサーバーを利用した方法です。
3つの方法の比較を以下の表にまとめてみました。
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
レンタルサーバー | ・ 24時間365日稼働 ・ 安定したプレイ環境 ・ 設定・管理が容易 ・ 多人数プレイに適している ・ MOD導入が比較的簡単 | ・ 費用がかかる ・ カスタマイズの自由度が低い場合がある ・ サーバー会社に依存する |
SteamCMD | ・ カスタマイズ性が高い ・ 費用を抑えられる ・ MODが導入可能 | ・ 技術的な知識が必要 ・ PCスペック・ネットワーク環境に依存する ・ トラブル対応を自分で行う必要がある ・ ホストがサーバーに参加している必要がある |
自宅PCサーバー | ・ 費用を抑えられる ・ カスタマイズ性が高い ・ サーバー構築の知識が深まる ・ MODが導入可能 | ・ PCスペック・ネットワーク環境に大きく依存する ・ 安定性に欠ける場合がある ・ セキュリティリスクがある ・ 電気代がかかる ・ プレイしていない間もPCを起動しておく必要がある |
レンタルサーバーは、24時間安定稼働する専用サーバーを容易に確保でき、高度な知識なく多人数での快適なプレイ環境を実現します。
設定や管理はプロのサポートを受けられるため、時間や手間を大幅に削減し、ゲームそのものに集中できます。
MODの導入もでき、理想のゲーム環境をすぐに構築可能です。
技術的な知識に不安がある方や、手軽に高品質なマルチプレイを楽しみたい方に最適です。
マルチプレイにおすすめのサーバーは?
DSTのマルチプレイをとことん楽しむなら、『ロリポップ! for Gamers』が断然おすすめです!
専門知識不要で、難しい設定は全てお任せ。24時間365日安定稼働の専用サーバーが、あなたの冒険を強力にバックアップします。
多人数でもラグの少ない快適なプレイ、MOD導入も自由自在。
さらに、充実したサポート体制で、初心者でも安心して利用できます。
次の章ではロリポップ for Gamersを使った超かんたんなマルチサーバーの立て方をご紹介します。
レンタルサーバーを利用する(『ロリポップ! for Gamers』を使用した方法)
より安定した環境でマルチプレイを楽しみたい場合は、レンタルサーバーを利用するのがおすすめです。
ここでは、『ロリポップ! for Gamers』を使った世界一簡単なサーバーの立て方を説明します。
大まかな手順は以下の通りです。
- 『ロリポップ! for Gamers』のウェブサイトにアクセスし、アカウントを作成
- プランを選択し、契約
- Kleiアカウントを作成し、サーバートークンを取得する
- サーバー設定を行い、起動
STEP1 『ロリポップ! for Gamers』アカウント作成
まずはロリポップ for Gamersのアカウントを作成しましょう。
必要なものはメールアドレスとお支払い情報のみです。
アカウント新規登録ページはこちら
メールアドレスを入力すると登録したアドレス宛に6桁の認証コードが届きます。
認証コードを入力することでアカウント作成は完了です。
STEP2 Don't Starve Togetherのプランを契約
アカウントが作成できたら、DST用のマルチサーバーを契約していきます。
申し込み画面から、DSTを選択します。
ご自分のプレイスタイルに合ったプランを選択します。
ロリポップ for Gamersの推奨プランは4GB(月額1,500円)としています。
MODを導入したり、大規模なサーバーを運営したい方は上位のプランを検討してみてください。
サーバー契約後でも、対応ゲームの変更、プランアップが可能です。
(記事執筆時点でプランダウンは対応しておりません。)
ゲーム切り替えについてのガイド:こちら
プランアップについてのガイド:こちら
STEP3 Kleiアカウントを作成し、サーバートークンを取得
DSTのサーバーを起動するためには、Kleiアカウントを作成し、サーバーを動かすための「サーバートークン」というものを取得する必要があります。
トークンの取得方法はとても簡単なので、一緒に進めていきましょう。
まずはKleiアカウントを作成します。
Klei公式サイトへアクセスしてプラットフォームを選択します。
PCでプレイする方は「Steam」を選択しましょう。
Steamのログイン画面へ移動しますので、Steamアカウントでログインします。
まだSteamのアカウントをお持ちでない方はこちらから作成しましょう。
アカウント作成は無料です。
KleiアカウントとSteamアカウントの連携について確認の上[アカウントをリンク]をクリックするとKleiアカウントが作成されます。
以下のようなアカウント有効化の画面が表示される場合がありますので、必要情報を入力して[Activate]をクリックします。
続いて、サーバートークンを取得していきます。
画面上部の「GAMES」をクリックし、表示されたゲーム一覧から「Don't Starve Together」の[Game Servers]をクリックします。
画面下部の「Cluster Name」に任意の名前を入力し、[Add New Server]をクリックします。
下の画像の赤枠の部分に、サーバートークンが表示されます。
後で使う情報なのでコピーして保管しておきます。
STEP4 サーバートークンをサーバーに設定し、起動する
ロリポップ for Gamersのコントロールパネルにログイン後、ホーム画面で起動したいサーバーを選択します。
マネージャータブへ移動して、サーバートークンの[変更]をクリックします。
先ほどKleiのアカウントページで取得した、サーバートークンを入力します。
サーバートークンは先ほどのアカウントページから、そのままペーストするだけでOKです。
サーバートークンの変更完了画面が出ればトークンの設定は完了です!
ここまででサーバーに入る準備はできましたが、自分のサーバーをゲーム内で見つけやすいよう、「サーバー名」と「パスワード」を設定しておくことをおすすめします。
管理画面のマネージャータブから、「変更」をクリックします。
「サーバー名」と「パスワード」をそれぞれ入力して設定しましょう。
サーバー名が他のサーバーと被らないよう、自分や友達がわかりやすいものに設定しておくのをおすすめします。
サーバーの設定を変更した直後は、ゲーム内のサーバーの検索リストにサーバーが反映されないことがあります。
少し時間を置いて何度か検索してみましょう。
サーバーの入り方
自分で立てたサーバー、または友達から教えてもらったサーバーに入るには、以下の手順で行います。
- ゲームを起動し、「Browse Games」を選択
- 管理画面で設定した「サーバー名」を左上の検索ボックスに入力して検索
- サーバーリストから目的のサーバーを選択し、管理画面で設定したパスワードを入力して参加
ここまでできれば、お馴染みのキャラ選択画面になり、そのままゲームを開始できます!
DSTのマルチプレイの楽しみ方&おすすめ設定
DSTのマルチプレイは、友達と協力して困難を乗り越えるのが醍醐味です。
以下の点を意識しておきましょう。
- 役割分担:食料調達、拠点建設、モンスター討伐など、得意な分野で活躍しましょう。
- 情報共有:マップ情報やアイテム情報を共有することで、効率的にサバイバルできます。
- イベント:季節ごとのイベントや、ゲーム内イベントを一緒に楽しむことで、より深くゲームを体験できます。
【初心者向け】おすすめのサーバー設定
特に、サーバーに初心者が多い場合、以下の設定をおすすめします。
項目 | おすすめ設定 |
---|---|
ゲームモード(難易度) | Endless プレイ中に力尽きてしまっても、スタート地点の門から復活できます |
PVP | なし プレイヤー同士の戦闘をオフにし、協力プレイを楽しめます |
サーバーの参加者みんながゲームに慣れてきたら、高難易度の設定にもチャレンジしてみましょう!
【初心者向け】おすすめのクライアント設定
さらにゲームを快適にしたい方には、以下の設定もおすすめです!
<キャラ操作を快適にする設定>
設定画面(Settings)を開き、高度な設定(Advanced)の、ラグの補正(Lag Compensation)をなし(None)にしましょう。
この設定をすることで、操作しているキャラクターの位置が自分の操作入力とより一致するため、ゲームプレイがしやすくなります。
<SAN値が低い時の画面揺れを抑える設定>
画面酔いしやすい方におすすめの設定です。
設定画面(Settings)を開き、グラフィック(Graphics)の、歪み(Distortion)をオフ(Disabled)にしましょう。
この設定をすることで、SAN値減少時の画面の揺れがなくなります。
<クラフト中のオートポーズ設定>(ソロプレイのみ)
マルチプレイの場合はこの設定はできませんが、初心者におすすめの設定です。
設定画面(Settings)を開き、設定(Settings)の、オートポーズ(Auto-Pause)をオン(Enabled)にしましょう。
この設定をすることで、クラフト画面を開いている間はゲームが一時停止(ポーズ)され、落ち着いてクラフトができます。
よくある質問
ゲームの最初は何をすればいい?
ゲームが始まったら、まずは周りをよく見てみましょう。
キャラクターの近くには、生きるために必要なさまざまな素材が落ちているので、とにかく素材を拾いましょう!
素材 | 説明 |
---|---|
小枝(Twigs) | 茶色くて細い枝です。色々な道具を作るのに必要になります。 |
石ころ(Flint) | 灰色で少し尖った石です。これも道具作りに使います。 |
草(Grass) | 緑色の細長い草です。ロープなど、さらに便利なものを作るのに役立ちます。 |
ニンジン(Carrot) ベリー(Berry) | 地面に生えていることが多いです。 お腹が空いたら食べましょう。最初は生のままでも大丈夫です! |
花(Flower) | カラフルな花です。いくつか摘んでおくと、後で役に立つことがあります。 |
画面の左上にあるキャラクターのアイコンの下に、体力、満腹度、正気度という3つのゲージがあります。
特に満腹度が減ると大変なので、食べ物は積極的に拾っておくと安心です。
次に、拾った材料で最初の道具を作ります。
画面左のリュックのようなアイコンを開き、上の「クラフト」というタブを選んでください。
「石の斧」と「石のツルハシ」を作ります。これらは木を切ったり、岩を砕いたりするために必要になります。
道具ができたら、少しだけ周りを歩いて探索してみましょう。
斧で木を叩くと木材が、ツルハシで岩を叩くと石や金が見つかります。
安全そうな場所を見つけて、最初の拠点にするのも良いでしょう。
夜になると危険なモンスターが出現するので、焚き火を忘れずにクラフト・設置しておきましょう。
もし食べ物が余っていたら、焚き火で焼いてみるのもおすすめです。
焦らず、色々なものを試しながら、少しずつDSTの世界に慣れていきましょう。
サーバーがラグいときはどうする?
洞窟を生成しない設定にするなど、サーバー設定を見直すことで動作が軽くなる可能性があります。
また、一時的なサーバーの不具合の可能性もあるため、一度サーバーを再起動してみるのもおすすめです。
それでも解決しない場合はサーバーのスペックが不十分である可能性が高いです。
おすすめの方法はレンタルサーバーを利用し、快適なゲーム環境でストレスフリーにプレイすることです。
サーバーリストにサーバーが表示されない時は?
以下の解決策を試してみましょう。
- ロリポップ for Gamersのサーバーを再起動する
- ロリポップ for Gamersのサーバー管理画面をアップデートする
- サーバートークンが正しいか確認する
- サーバー名、パスワードが正しいか確認する
- 自分のSteamのDSTが最新版になっているか確認する
ロリポップ for Gamersのサーバー管理画面のアップデートは、契約したサーバーのマネージャーから可能です。
ロリポップ for Gamersってなに?
『ロリポップ! for Gamers』は、ゲームサーバーに特化したレンタルサーバーサービスです。
簡単にゲームサーバーを立てることができ、安定したマルチプレイ環境を提供してくれます。
DST以外にも、様々なゲームのサーバーをレンタルすることができます!
サーバー契約後に、他のゲームタイトルに変更することも可能です。
契約サーバーのゲーム変更について詳しく知りたい方は、以下のヘルプページをご覧ください。
【ロリポップ for Gamers ヘルプページ 契約サーバーのゲームを変更する】
おわりに
DSTは、友達と協力して過酷な世界を生き抜く、最高のサバイバルゲームです。
この記事を参考に、あなたもDSTの世界に飛び込み、最高のマルチプレイ体験を味わってみてください!
