「Don't Starve Together (DST)」は、友達と一緒にドキドキのサバイバル生活を送る大人気のゲームです。
もっと長く、もっと楽しく遊ぶために、「MOD」という追加のデータを入れて、ゲームの内容をちょっと変えてみませんか?
この記事では、MODって何?どうやって入れるの?といった疑問を、初めてMODを入れる人にもわかりやすく解説します。
おすすめのMODも紹介するので、あなたのDST生活をさらに楽しむヒントになれれば幸いです。
DSTのマルチサーバーの立て方やおすすめの設定を知りたい!という方はこちらの記事もご覧ください。

DSTのMODとは?導入する魅力と注意点
MODで広がるDSTの世界:ゲームがもっと楽しくなる!
MOD(モッド)は、ゲームを改造するデータのことです。
たくさんのプレイヤーが作成・公開していて、これをゲームに入れることでゲームの見た目が変わったり、新しい道具やキャラクターが増えたり、ゲームの難しさが変わったりします。
例えば、
- キャラクターの服や髪型をかっこよく、かわいく変える
- 暗い夜でも周りが明るく見えるようにする
- 作ったアイテムをしまう箱を大きくする
など、MODを使うと、いつものDSTを自分好みに面白くカスタマイズできます。
また、DSTにおけるMODはクライアントMODとサーバーMODの2種類があります。
その最大の違いはMODを導入する先が、クライアントMODは自分のPC、サーバーMODはサーバーであることです。
次の章でその違いを詳しく解説します!
クライアントMODとは?見た目や操作性を手軽にカスタマイズ
クライアントMODは、あなたのパソコンの中で動くMODのことです。
主にゲームの画面表示を見やすくしたり、操作をちょっと便利にするものが多く、一緒に遊んでいる他の人のゲームには影響しません。
クライアントMODの例:
- 画面の隅に、今持っているアイテムの名前を表示する
- キャラクターの体力を数字でわかりやすく表示する
- 特定のアイテムを早く作るためのボタンを増やす
クライアントMODは、ソロプレイでも遊べて、サーバーMODと比べると導入もやや簡単です。
サーバーMODとは?マルチプレイを拡張し、ゲームルールも変更可能に
サーバーMODは、友達とオンラインで遊ぶときに、サーバーを立てている人(ホスト)だけが入れられるMODです。
これをサーバーに入れると、参加しているみんなのゲーム内容が変わって、新しいモンスターが出てきたり、特別な道具が作れるようになったりします。
ゲームのルール自体を変えるMODもあります。
サーバーMODの例:
- いつもと違う場所に新しい生き物や植物をたくさん追加する
- 特定のアイテムを壊れにくくする
- ゲームの時間を早くしたり、遅くしたりする
友達と協力して新しい冒険をしたり、ちょっと変わったルールで遊んでみたいときにぴったりです。
Mod Collectionとは?
DSTには、「Mod Collection」と呼ばれる、複数のMODをSteam Workshop上で一つにまとめたものがあります。
Mod Collectionを使用するメリットは、複数のMODを一つのグループとして管理し、そのModCollection固有のIDをサーバーに設定するだけで、含まれている全てのMODをまとめてインストール・適用できる点です。
遊びたいMODが複数ある方はMod Collectionについても調べてみるとよりスムーズにMOD導入ができるかもしれません。
MOD導入前に知っておきたい注意点と自己責任
MODはすごく便利ですが、入れる前に少しだけ注意しておいてほしいことがあります。
<導入は自己責任>
MODはゲームを作った会社が公式に作ったものではないので、もしかしたらゲームがうまく動かなくなったり、予期せぬ問題が起きたりする可能性があります。
MODを使うときは、自分で責任を持って行うようにしましょう。
<大切なデータは必ずバックアップ>
MODを入れる前に、今までのゲームの記録(セーブデータ)をバックアップしておくと安心です。
もしMODで問題が起きても、バックアップしておいたデータがあれば元に戻すことができます。
<MOD同士の相性>
いくつかのMODを同時に使うと、MOD同士が干渉してしまいうまく動かないことがあります。
MODの説明をよく読んだり、同じ制作者のMODを使ったりするなど、相性を考えて選びましょう。
<ゲームのアップデート>
ゲーム本体が新しくなると、今まで使えていたMODが使えなくなることがあります。MODの作者さんが新しいバージョンに対応してくれるまで待つか、一時的にMODを外す必要があるかもしれません。
これらのことを覚えておけば、安心してMODの世界を楽しめるはずです!
クライアントMODの入れ方【Steamワークショップ】
早速MODの入れ方を解説していきます。
まずは比較的導入が簡単なクライアントMODの導入方法を説明します。
クライアントMODを入れる一番簡単な方法は、「Steamワークショップ」という機能を使うことです。
Steamを使っている人なら、すぐに始めることができます。
STEP1:Steamワークショップを開く
Steamワークショップは、Steamというゲームのプラットフォームにある、MODをみんなで共有する場所です。
MODを制作した方によってさまざまなMODが公開されていて、ユーザーはMODの検索や、気に入ったMODを保存することができます。
まずはSteamワークショップを以下のどちらかの手順で開いてみましょう。
この手順はDSTのゲームを購入した後の手順です。
方法1:DSTのコミュニティハブからアクセスする
- パソコンでSteamを開いて、「ライブラリ」から「Don't Starve Together」を探してクリックします。
- DSTのページが開いたら、画面上の方にある「コミュニティハブ」というボタンをクリックします。
- コミュニティハブのページの中に「ワークショップ」というボタンがあるので、それをクリックします。
方法2:Steamクライアントのストアから検索
- パソコンでSteamを開いて、画面一番上のメニューにある「ストア」をクリックします。
- 右上の検索窓に「Don't Starve Together」と入力して検索し、DSTのストア画面を開きます。
- DSTのストアページが開いたら、「コミュニティハブ」というリンクがあるので、それをクリックします。
- コミュニティハブのページにある「ワークショップ」をクリックします。
STEP2:MODを探す
ワークショップには、たくさんのMODが公開されています。いろいろ見てみて、面白そうなMODを探してみましょう。
人気MODやおすすめMODをチェック
ワークショップのトップページには、たくさんの人が使っている人気のMODや、最近新しく公開されたMODなどが表示されています。
まずはここから見ていくと、面白いMODが見つかるかもしれません。
記事の後半では、ゲームをより魅力的にするおすすめのMODを紹介しています!
キーワードで検索して目的のMODを見つける
もし、何か特定の機能を持つMODを探しているなら、右上の検索窓にキーワードを入力してみましょう。
例えば、「日本語」「体力バー」「収納」などと入力すると、関連するMODが表示されます。
クライアントMODとサーバーMODの見分け方
前の章でお話しした通り、DSTのMODにはクライアントMODとサーバーMODの2種類があります。
MODの一覧ページでそれを見分けたいときは、タグ機能を使うと便利です。
下の画像の、赤枠で囲んだ4つのタグでサーバーの種類を絞ることができます。
タグの意味やMODが動作する条件はそれぞれ以下の通りです。
タグ名 | 種類 | 使い方(MODが動作する条件) |
---|---|---|
client_only_mod | クライアントMOD | クライアント(自分)が導入していればOK |
server_only_mod | サーバーMOD | サーバーにのみ導入すればOK |
all_clients_require_mod | クライアントMOD | サーバーに参加するすべてのクライアントが導入していればOK |
server_admin | サーバーMOD | サーバーにのみ導入すればOK サーバー管理用のMOD |
「all_clients_require_mod」はサーバーに参加している、すべてのクライアント(プレイヤー)が同じMODを導入していなければ正常に動作しません。
MODの種類をしっかり理解し、それぞれの条件を満たした使い方でMODを楽しみましょう。
MODによっては上記の表に当てはまらないものもあるかもしれません。
MODを導入する前に、MODの使い方をよく調べてから遊ぶことをおすすめします。
STEP3:MODをサブスクライブ(登録)する
気になるMODが見つかったら、そのMODのページを開いてみましょう。
- MODのサムネイル(小さな画像)をクリックすると、詳細な説明や画像が表示されます。
- 内容を読んでみて、面白そうだと思ったら、ページの中央あたりにある緑色の「サブスクライブ」ボタンをクリックします。
「サブスクライブ」ボタンをクリックするだけで、MODは自動的にあなたのゲームにダウンロードされます。
STEP4:ゲーム内でMODを有効にする
MODをサブスクライブしたら、次はゲーム内でそのMODを使えるように設定します。
- Don't Starve Togetherを起動します。
- メインメニュー(一番最初の画面)にある「MODS」というボタンをクリックします。
- MODSの画面には、あなたがサブスクライブしたMODの一覧が表示されます。
クライアントMODとサーバーMODは別のリストに表示されるのでご注意ください。
- 使いたいMODの右側にあるチェックボックスをクリックして、チェックを入れます。
- チェックを入れたら、右下にある「適用」ボタンをクリックします。
- 「MODは自己責任で使ってくださいね」という意味の警告文が出ます。
問題が無ければ「I understand.」をクリックします。
- ゲームを再起動するかどうか聞かれた場合は、「はい」を選択してゲームを再起動します。
これで、MODが有効になり、新しい機能や変更がゲームに反映されます!
MODが有効になっているか確認したい場合は、ホーム画面の「MODS」ボタンからリストを表示してください。
緑の文字で「Enabled」と表示されているMODは有効になっています。
グレーの文字で「Disabled」と表示されているMODはまだ有効化されていません。
次の章からサーバーMODの入れ方を解説していきます。
サーバーMODの入れ方【ロリポップ for Gamers】
ここからは、サーバーMODを導入する方法を解説します。
今回は、ゲーム専用レンタルサーバー『ロリポップ! for Gamers』を使っている方向けに、サーバーMODの入れ方を解説します。
今回紹介する方法の手順をざっくりとまとめてみました。
※ STEP2の「modoverrides.lua」ファイルの手順はファイルを自作してサーバーにアップロードする方法も存在します。今回は比較的初心者向けな方法をご紹介します。
手順 | やること |
---|---|
STEP1 | <以下を事前に準備> ・SFTPソフト ・サーバー情報 ・遊びたいMODのID |
STEP2 | <「modoverrides.lua」ファイルを準備> ・DST内で仮のサーバーを作る ・自分のPC内に「modoverrides.lua」ファイルが作成される ・「modoverrides.lua」ファイルをサーバーにアップロード |
STEP3 | <「dedicated_server_mods_setup.lua」ファイルを準備> ・サーバーから「dedicated_server_mods_setup.lua」ファイルをダウンロード ・「dedicated_server_mods_setup.lua」ファイルにMODのIDを書き込む ・ファイルをサーバーにアップロード |
STEP4 | <サーバーにMODを読み込ませる> ・サーバーを再起動 ・DSTでサーバーを検索する ・MODが正しく読み込まれているか確認 |
少し手順が多いので、一つずつ丁寧に進めていきましょう。
進めていく中でよくわからなくなったら、上の表をちらっと確認してみてください!
STEP1:事前準備 - CyberDuckのインストールとサーバー情報、MODのIDの確認
今回はサーバーにMODを入れるために、「CyberDuck(サイバーダック)」というソフトを使います。
これは、あなたのパソコンとサーバーの間でファイルをやり取りする(SSH接続)ためのツールです。
CyberDuckはWindowsやMacで無料で使えるSFTPソフトです。
他のSFTPソフトでもMODのインストールが可能です。
この章ではサーバーMODのサブスクライブまでが完了した状態からの手順を解説します。
まだサーバーMODをサブスクライブしていない方は、本記事の「クライアントMODの入れ方【Steamワークショップ】」の章を参照して、サーバーMODのサブスクライブまでを進めてください。
① CyberDuckをダウンロード・インストール
- まず、CyberDuckの公式サイトにアクセスして、あなたのパソコンのOSに合ったCyberDuckをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを開いて、CyberDuckをインストールしてください。インストール方法は、画面の指示に従って進めれば大丈夫です。
② 「ロリポップ for Gamers」のサーバー情報を確認
CyberDuckでサーバーに接続するために、サーバーの情報が必要です。
「ロリポップ for Gamers」の管理画面から、以下の情報を確認しておきましょう。
ロリポップ for Gamersへのログインは:こちら
- サーバーIPアドレス
- SSH ユーザー名
- SSH キー
それぞれの情報はサーバー管理画面の「詳細」タブから確認できます。
SSHキーは事前に自分のPCにダウンロードしておきましょう。
さらに分かりやすいフォルダに置いておくと後の作業が簡単になります。
③ 遊びたいMODのWorkshop IDを確認
DSTのMODには「Workshop ID」というIDが付けられています。
そのIDを、サーバー内のファイルに書き込むことでサーバーにMODを読み込ませることができます。
Workshop IDは、Steam内のMODダウンロードページから確認することができます。
具体的には、MODダウンロードページのURLの末尾に「?id=1234567890」などの数字の羅列があります。
この数字がそのMODのWorkshop IDです。
例えば、ボスやキャラクターの体力バーを消費する「Epic Healthbar」MODの場合、IDは「1185229307」だとわかります。
Mod Collectionを導入する場合、Mod Collection固有のWorkshop IDが存在するため、同様の手順でIDを確認しましょう。
あとのステップで、入れたいMODのWorkshop IDを、サーバー内のファイルに書き込んでいきます。
④ 遊びたいMODをサブスクライブ(登録)
遊びたいMODを決めたら、Steam Workshop上で事前にサブスクライブしておきましょう。
サブスクライブの方法は、クライアントMODのときと同様にSteam Workshop上で「+サブスクライブ」ボタンをクリックするだけです。
STEP2:仮のサーバーの作成とMODインストール(Steamワークショップ経由)
ロリポップ for Gamersのサーバーに直接MODをインストールすることはできません。
そのため、MODを入れた仮のサーバーをあなたのパソコンに作り、作った仮のサーバーからMODの情報をロリポップ for Gamersのサーバーに読み込ませるという方法を取ります。
具体的にいうと、「modoverrides.lua」というMODについての情報が書かれたファイルをサーバーにアップロードする方法です。
また、仮のサーバーを作らない方法として「modoverrides.lua」ファイルを自作してサーバーにアップロードすることでもMODを導入できます。
どちらの方法も結果は同じですが、仮のサーバーを作る方法の方が若干簡単です。
少しむずかしく感じるかもしれませんが、この記事のガイドに沿って一緒に進めていきましょう!
① ゲーム内で新規の仮のサーバーの設定画面を開く
- Don't Starve Togetherを起動します。
- メインメニューで「Host Game」をクリックします。
- 「Create New World」ボタンをクリックして、新しいサーバーの設定画面を開きます。
- ワールドの設定は、遊びたいように変更していただいて大丈夫です。
② 仮のサーバー作成時にMODを選択してインストール
- サーバー設定画面の上の方にある「Mods (〇〇)」というタブをクリックします。
(〇〇は現在サブスクライブ、および有効になっているMODの数です)
- サブスクライブしたMODの一覧が表示されるので、ロリポップ for Gamersのサーバーでも使いたいMODにチェックを入れます。
- 右下の「Generate World」ボタンをクリックして、仮のサーバーを作成します。
ワールドの作成が終わると、キャラ選択画面に変わります。
作ったサーバーはあくまで仮なので、その時点でゲームから退出してOKです。
そこまで行ったら次のステップに進みましょう。
STEP3:「ロリポップ for Gamers」へMOD設定ファイルを転送
続いて、仮のサーバーにインストールしたMODの設定ファイルを、ロリポップ for Gamersのサーバーに送ります。
具体的には「modoverrides.lua」という名前のファイルをCyberDuckを用いてアップロードします。
① 仮のサーバーからMOD設定ファイル(modoverrides.lua)を抽出
- ゲームを終了します。
- 再度Don't Starve Togetherを起動し、メインメニューで「Host Game」をクリックします。
- 先ほど作成した仮のサーバーを選択し、スパナのマークの「Manage World」をクリックします。
- 「Open World Folder」をクリックすると、パソコン内のフォルダが開きます。
- 開いたフォルダの中に「Master」というフォルダがあるので、それを開きます。
- 「Master」フォルダの中に「modoverrides.lua」というファイルがあるので、これをあなたのパソコンのわかりやすい場所(デスクトップなど)にコピーしておきます。
- もし洞窟(Caves)ありのワールドを作成した場合は、「Caves」フォルダにも同様の「modoverrides.lua」ファイルがあるので、こちらもコピーしておきます。
② CyberDuckでサーバーの指定フォルダへアップロード
ここから、SFTPソフトの「CyberDuck」を使ってサーバーへファイルをアップロードしていきます。
- CyberDuckを起動し、「新規接続」をクリックします。
- プロトコルは「SFTP (SSHによる暗号化FTP)」を選択します。
- サーバー(ホスト名)に「ロリポップ for Gamers」の管理画面で確認したサーバーIPアドレスを入力します。
- ユーザー名に「admin」を入力し、SSHキー(txtファイル)を指定します。
(画像のIPアドレスはサンプルです)
- すべて入力ができたら「接続」をクリックします。
- 接続の許可を求められたら「許可」をクリックしてください。
- 接続できたら、「
/home/admin/.klei/DoNotStarveTogether/LolipopCluster/Master
」というフォルダに移動します。
もしフォルダが表示されていない場合は、CyberDuckの「表示(View)」タブから「不可視ファイルを表示(Show Hidden Files)」をクリックしてください。 - あなたのパソコンにコピーしておいた「modoverrides.lua」ファイルを、このフォルダにコピー&ペーストしてアップロードします。
- 洞窟ありのワールドの場合は、「
/home/admin/.klei/DoNotStarveTogether/LolipopCluster/Caves
」フォルダにも同様に「modoverrides.lua」ファイルをアップロードします。
ファイルのアップロードは、アップロード完了の文字が表示されればOKです。
これで、ロリポップ for Gamersのサーバーに「modoverrides.lua」ファイルがアップロードできました。
STEP4:「ロリポップ for Gamers」へMODのIDを記載したファイルを転送
次に、MODのIDを記載したファイルをサーバーに転送します。
具体的には、サーバーの中にある「dedicated_server_mods_setup.lua」という名前のファイルをダウンロードし、ファイルにMODのIDを追記し、サーバーの同じ場所に「dedicated_server_mods_setup.lua」ファイルを戻す、という作業です。
前述の通り、DSTのMODには「Workshop ID」というIDが付けられています。
そのIDを、サーバー内の「dedicated_server_mods_setup.lua」ファイルに書き込むことでサーバーにMODを読み込ませることができます。
① CyberDuckからMODを読み込ませるファイルをダウンロード
MODのWorkshop IDを「dedicated_server_mods_setup.lua」という名前のファイルに書き込む必要があります。
まずは該当のファイルをCyberDuckからダウンロードしましょう。
サーバー内の/opt/donotstarvetogether/mods
の中にある、「dedicated_server_mods_setup.lua」というファイルをダブルクリックなどでダウンロードしてください。
② ファイルにMODのWorkshop IDを書き込む
ダウンロードした「dedicated_server_mods_setup.lua」ファイルにWorkshop IDを記入していきます。
記入には「VSCode」などのテキストエディタを使用すると簡単です。
開いた「dedicated_server_mods_setup.lua」ファイルに、以下のように追記します。
ServerModSetup("1234567890")
MODを複数導入したい場合は、以下のように改行して追記してください。
ServerModSetup("1234567890")
ServerModSetup("0987654321")
ServerModSetup("9821036475")
ServerModSetup("〇〇〇〇〇")の〇〇〇〇〇の部分には、自分の入れたいMODのWorkshop IDを書き込んでください。
また、「ModCollection」を導入したい場合は、以下のように記述してください。
ServerModCollectionSetup("123456789")
ServerModCollectionSetup("〇〇〇〇〇")の〇〇〇〇〇の部分には、自分の入れたいMOD CollectionのWorkshop IDを書き込みましょう。
「dedicated_server_mods_setup.lua」ファイルへの書き込みが完了したら、必ず変更内容を保存してから次のステップに進んでください。
③ ファイルをサーバーにアップロードする
続いて、変更を加えた「dedicated_server_mods_setup.lua」ファイルをCyberDuckを用いてサーバーにアップロードします。
先ほど「dedicated_server_mods_setup.lua」ファイルをダウンロードした場所に、変更を加えた「dedicated_server_mods_setup.lua」ファイルを戻すようにアップロードします。
アップロードする場所のパスは/opt/donotstarvetogether/mods
です。
すでに同じファイルが存在しているため、上書きをして大丈夫か確認するためのポップアップが出ます。
不安であれば、ファイルを上書きする前に変更を加えていないファイルを予備としてPCにダウンロードしておくことをおすすめします。
「転送完了」のポップアップが出たらアップロード完了です。
これでサーバーにMODを読み込ませる準備が整いました!
STEP5:サーバーの再起動とゲーム内での確認
最後に、サーバーを再起動してMODを有効にします。
サーバー内のファイルをCyberDuckなどで編集した際は、必ずサーバーを再起動することを覚えておきましょう。
① 「ロリポップ for Gamers」の管理画面からサーバーを再起動
- 「ロリポップ for Gamers」の管理画面にログインします。
- サーバーの管理メニューから「再起動」ボタンをクリックして、サーバーを再起動します。
② ゲーム内でMODが適用されているか確認
- Don't Starve Togetherを起動し「Browse Games」をクリック
- 検索ボックスにサーバー名を入力してサーバーを検索します。
- サーバーの名前の横に「Modded」というスパナのマークが付いていれば、サーバーMODが正常に適用されています。
サーバーの説明欄に「View Mods」というボタンも表示されているはずです。 - サーバーに入って、MODで追加された新しい要素などがゲームに反映されているか確認してみましょう。
サーバーに入る際に「Modが導入されていますが大丈夫ですか?」という意味の警告が出ます。
問題がなければ「Continue(続ける)」をクリックしてサーバーに入りましょう。
MODが導入されているかどうかの確認方法は導入するMODによって変わります。
SteamワークショップのMOD紹介ページの通りにMODが動作していればOKです。
これで、ロリポップ for GamersのサーバーにMODを導入する手順は完了です!
DSTのおすすめクライアントMOD
MODには本当にたくさんの種類がありますが、ここでは初心者さんにも使いやすく、ゲームをより楽しくしてくれる、おすすめのクライアントMODをいくつか紹介します。
「Don't Starve Together 日本語化MOD」
「まずはこれ!」という感じですが、ゲーム内の言語を日本語にするMODです。
デフォルトではゲーム内の設定画面も全て英語です。
日本語化MODを入れておくだけで、ゲームをよりスムーズにプレイできるでしょう。
MOD名 | Don't Starve Together 日本語化MOD |
---|---|
できること | ゲーム内の言語を日本語にする |
URL | サブスクライブはこちらから |
Workshop ID | 625582678 |
MODの種別 | client_only_mod |
ミニマップMOD「Minimap HUD」
ゲーム画面の隅に小さなマップを表示してくれます。
位置確認にデフォルトの全画面表示のマップを開くのは少し大変なため、入れておきたいMODです。
MOD名 | Minimap HUD |
---|---|
できること | 画面の隅に小さなマップを表示する。 |
URL | サブスクライブはこちらから |
Workshop ID | 345692228 |
MODの種別 | client_only_mod |
ステータス詳細表示MOD「Combined Status」
自分のステータスや季節についての詳しい情報を表示してくれるMODです。
特に初心者の方には、ゲーム画面やゲームの進行に慣れるためにもおすすめしたいMODです。
MOD名 | Combined Status |
---|---|
できること | ステータスや季節の詳細を表示する。 |
URL | サブスクライブはこちらから |
Workshop ID | 376333686 |
MODの種別 | client_only_mod |
DSTのおすすめサーバーMOD
続いて、DSTにおすすめのサーバーMODを紹介します。
中にはサーバーだけでなくクライアントにも導入する必要があるMODもありますので、導入する際にはご注意ください。
食べ物アイテム詳細表示MOD「Display Food Values」
食べられるアイテムの情報を表示してくれるMODです。
どの食べ物を食べるとどれくらいHPなどを回復できるのかが一目でわかるようになります。
MOD名 | Display Food Values |
---|---|
できること | 食べ物のアイテムの詳細を表示する。 |
URL | サブスクライブはこちらから |
Workshop ID | 347079953 |
MODの種別 | all_clients_require_mod |
位置情報MOD「Global Positions」
自分以外のプレイヤーの位置がマップ上に表示されます。
さらにマップの開放状況を共有できるため、マルチプレイをする際には必須のMODとも言えます。
MOD名 | Global Positions |
---|---|
できること | 自分以外のプレイヤーの位置をマップに表示する |
URL | サブスクライブはこちらから |
Workshop ID | 378160973 |
MODの種別 | all_clients_require_mod |
モブ変身MOD「Playable Pets」
操作キャラを敵モブに変身させることができます。
次に紹介する「Playable Pets Essentials」MODを一緒に導入して遊びましょう。
MOD名 | Playable Pets |
---|---|
できること | 敵モブに変身できる |
URL | サブスクライブはこちらから |
Workshop ID | 622471256 |
MODの種別 | all_clients_require_mod |
モブ変身MOD「Playable Pets Essentials」
Playable Pets MODを遊びのに必要なMODです。
主にMOD制作者の方が開発をシンプルにするために作ったようです。
ユーザーはこのMODを導入することでMODの設定などを簡単に管理できるようになっています。
MOD名 | Playable Pets Essentials |
---|---|
できること | 敵モブに変身できる |
URL | サブスクライブはこちらから |
Workshop ID | 2406109752 |
MODの種別 | all_clients_require_mod |
うまくいかないときの対処法
MODを導入したけどうまく動作しない…そんな時のために、いくつかの確認ポイントを紹介します。
MODが有効にならない場合
<ゲームの再起動を試す>
MODを有効にした後は、必ずゲームを再起動しましょう。再起動しないとMODが反映されないことがあります。
<MODのロード順を変更してみる>
複数のMODを同時に使用している場合、ロードする順番によって正常に動作しないことがあります。
MODSの画面でMODの順番を入れ替えて試してみてください。一般的には、基礎となるMODを上に、機能を追加するMODを下に配置すると良い場合があります。
<他のMODとの競合を疑う>
特定のMODを有効にすると問題が起きる場合は、他のMODとの相性が悪い可能性があります。
一つずつMODを有効にして、原因となっているMODを特定しましょう。
サーバーMODが動作しない場合
<設定ファイルの記述ミスを確認する>
「modoverrides.lua」ファイルの内容に間違いがあると、MODが正常に読み込まれません。
記述ミスがないか、大文字・小文字なども含めて正確に記述されているか確認しましょう。
<サーバーログを確認する>
サーバーの動作状況が記録されているログファイルを確認してみましょう。
エラーメッセージなどが出ていれば、それを手がかりに原因を探ることができます。
<MODのアップデート状況を確認する>
MODがゲームの最新バージョンに対応していない場合、正常に動作しないことがあります。
MODのワークショップページなどで、最終更新日や対応バージョンを確認しましょう。
よくある質問
クライアントMODとサーバーMODは同時に使用できますか?
はい、同時に使用できます。
クライアントMODはあなたのゲーム画面や操作に影響を与え、サーバーMODはマルチプレイに参加している全員のゲーム内容に影響を与えます。
MODの導入は無料?
Steamワークショップで公開されているほとんどのMODは無料で利用できます。
家庭用ゲーム機でもMODは使える?
残念ながら、PlayStationやNintendo Switchなどの家庭用ゲーム機版のDon't Starve Togetherでは、基本的にMODを使用することはできません。
MODが使えるのは、PC版(Steam版)のみとなります。
DSTのおすすめサーバーは?
MODを導入して遊ぶ場合、友達とプライベートなサーバーを立てて遊ぶのが一般的です。
「ロリポップ for Gamers」のようなレンタルサーバーを利用すれば、手軽に自分だけのMOD入りサーバーを立てることができます。
まとめ
MODを導入することで、「Don't Starve Together」の世界を、もっともっと長く楽しめるようになります。
クライアントMODで快適なソロプレイを追求したり、サーバーMODで友達と新しい冒険に挑戦したり、DSTの世界がどんどん広がるはずです。
この記事を参考に、ぜひあなたもMODの世界に足を踏み入れて、自分だけの特別なDST体験を見つけてください!
MODの導入は少し手間がかかる部分もありますが、その分、得られる楽しさは格別です!
