「マイクラにMODを入れて、もっと自由に遊びたい!」
「でも、前提MODのForge(フォージ)は導入が難しそうで不安...」
この記事では、MODの導入に必須の前提MOD「Minecraft Forge」について、その導入方法と使い方を初心者にもわかりやすく解説します。
自分のPC(ローカル)への入れ方はもちろん、友達と遊ぶためのマルチサーバーへの導入方法までご紹介します。この記事を読めば、誰でも簡単にMOD環境を構築できます。
この記事でわかること
🔽 前提MOD Minecraft Forgeの概要
🔽 【ローカル】へのMinecraft forgeの入れ方
🔽 【自宅サーバー】へのMinecraft forgeの入れ方
🔽 【レンタルサーバー】へのMinecraft Forgeの入れ方
🔽 【環境別】ForgeへのMOD導入方法
🔽 Minecraft Forgeをインストールできない・起動しない原因と対処法4選
🔽 Minecraft Forgeで遊べるおすすめMOD17選
※本記事は「Java版」専用のガイドです。統合版(Bedrock版)は仕様が異なり、MODを導入できません。
マイクラのMinecraft Forgeとは

画像引用:Forge
Minecrafr Forgeとは、MODを導入・管理しやすくする追加システムのことです。
多くのMODはForgeを基盤として開発されており、導入することで複数のMODを同時に利用できる環境が整います。
こういった特定のMODを動作させるために必要な基盤となるMODは、「前提MOD」や「MODローダー」とも呼ばれています。
Forgeの他にも、前提MODは存在します。ここでは、Forgeを含めた4つの前提MODに関する特徴を、以下の表にまとめました。
それぞれの特徴をなんとなく把握しておくと、MOD導入をよりスムーズに行えます。
| 前提MOD | 特徴 |
|---|---|
| Forge | 古くから存在し、多数のMODに対応。 安定性が高く、多くの過去バージョンに対応している。 |
| NeoForge | Forgeから派生した新しい前提MOD。 Forgeと比較して積極的な機能改善がされている。 また、Forgeの仕様と高い互換性を持つ。 |
| Fabric | 軽量で最新バージョンへの対応が迅速。 対応MODの数も増えつつあり、パフォーマンスに優れる。 |
| Quilt | Fabricから派生した新しい前提MOD。 FabricのMODと互換性があり、パフォーマンスの向上を目的に開発中。 |
また、前提MODと少し似たもので「プラグインサーバー」というものが存在します。
前提MOD、プラグインサーバーの詳細は、それぞれ以下の記事で紹介しているため、ぜひご覧ください。


【ローカル(自分のPC)】マイクラへのMinecraft Forgeの入れ方
まずは、自分のPC(ローカル環境)にForgeを導入する、最も基本的な手順を解説します。
ローカルへのForgeの入れ方について、以下3つのステップにわけて解説します。
【ローカル】 Forgeの入れ方
① 🔽 Forgeをダウンロードする
② 🔽 Forgeをインストールする
③ 🔽 Forgeを起動する(既存データを保存する)
Minecraft Forgeをダウンロードする
まずは、以下の手順でForgeのインストーラーをダウンロードしましょう。
- Forge公式サイトにアクセスする
- MODを導入するバージョンを選択する

バージョンが異なると、Forgeが正常に機能しません。MODにより適用可能なバージョンが異なるため、事前に確認しておきましょう。 - 「Installer」を選択する

バージョンによって、Latest・Recommendedといった2つのインストーラーが提供されています。
Latestは最新版、Recommendedは安定版を意味するため、基本的にはRecommendedの選択がおすすめです。 - 広告が流れるので数秒待った後、「Skip」を押す

以下のようにjar形式のファイルがダウンロードできれば成功です。

Minecraft Forgeをインストールする
次に、ダウンロードしたインストーラーを使って、以下の手順でインストールしましょう。
- ダウンロードしたjar形式のファイルを実行(ダブルクリック)する

- 「install client」が選択されていることを確認し、「OK」を押す

- 「OK」を押す

以上の手順で「Complete」画面が表示されれば、インストールは完了です。
Minecraft Forgeを起動する(既存データを保存する)
Forgeを起動する前にすでに他のゲームデータがある場合は、まずそちらのデータのバックアップをとりましょう。
バックアップの取り方は複数存在します。
代表的なバックアップの取り方
・ マイクラ内のバックアップ機能を使う
・ ワールドのデータが入ったファイルのコピーを保存する
・ レンタルサーバーのバックアップ機能を利用する
ロリポップ for Gamersでは、手動で好きなタイミングのバックアップを取得できる「マイバックアップ」機能と、適切なタイミングで自動バックアップを保存する機能が搭載されています。
バックアップについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

Forgeをそのまま起動すると、今までのワールドデータが壊れる可能性があります。
Forgeに関する各種データは、今までのワールドデータとは別の場所に保存しておくことをおすすめします。
- マイクラを起動する
- 「起動構成」を押す

- 先ほどインストールしたForgeの起動構成の右にある「⋯」を押す

- 「編集」を押す

- わかりやすい名前をつけ、「ゲームディレクトリ」の「参照」を押す

- データ保存用の新しいフォルダを作成し、保存先に指定する

- 「ゲームディレクトリ」に指定したフォルダが反映されていることを確認し、「保存」を押す

- Forgeの起動構成の右にある「プレイ」を押す

- 注意画面が表示されるため、内容を確認し「プレイ」を押す
今後、上記注意画面をスキップしたい場合、赤い下線部のチェックボックスにチェックを入れましょう。
以上でForgeが反映されたゲーム環境が起動します。画面左下に、以下の画像のように「Forge+◯.◯.◯」の記載があれば、導入成功です。

ローカルのForge環境にMODを入れる方法は、「🔽ローカルのMinecraft Forge環境にMODを入れる」をご覧ください。
【自宅サーバー】マイクラへのMinecraft Forgeの入れ方
ここでは、自分のPCをサーバー(ホスト)にして、フレンドとマルチプレイを行うためのForgeサーバーの立て方を解説します。
PCにある程度のスペックが必要ですが、レンタルサーバー代をかけずにマルチ環境を構築できます。
Forgeを導入しながら、自分のPCをサーバーとして利用する方法について、以下4つのステップにわけて解説します。
【自宅サーバー】 Forgeの入れ方
① 🔽 マイクラのバージョンにあわせたJavaをインストールする
② 🔽 Forgeをダウンロードする
③ 🔽 Forgeをインストールする
④ 🔽 サーバーを起動する
自分のPCスペックが高ければ、以下の手順で手軽にマルチプレイが楽しめます。
先ほどまでの方法と比べて、PCに慣れている方向けの方法です。
詳しく見ていきましょう。
マイクラのバージョンにあわせたJavaをインストールする
使いたいMODが対応したバージョンにあわせて、Javaのインストールが必要です。
バージョンによって、以下のように対応するJavaが異なります。
| マイクラのバージョン | Javaのバージョン |
|---|---|
| 1.7.10~1.16.5 | Java8 |
| 1.17~1.17.1 | Java16 |
| 1.18~1.20.4 | Java17 |
| 1.20.5~ | Java21 |
上記表で必要なJavaのバージョンを確認し、ORACLE社のJavaダウンロードページなどからインストールしましょう。
Minecraft Forgeをダウンロードする
以下の手順でForgeのインストーラーをダウンロードしましょう。
- Forge公式サイトにアクセスする
- MODを導入するバージョンを選択する

- 「Installer」を選択する

- 広告が流れるので数秒待った後、「Skip」を押す

以上でインストーラーのダウンロードは完了です。
Minecraft Forgeをインストールする
インストーラーを起動し、以下の手順でサーバー向けのインストール設定をします。
- ダウンロードしたjar形式のファイルを実行する

- 「install sever」が選択されていることを確認し、右下の赤枠からインストール先を指定して「OK」を押す
インストール先には、マイクラフォルダがデフォルト設定されていますが、データ保護のためにも他フォルダを指定するのがおすすめです。 - 「OK」を押す

手順の最後で「Complete」画面が表示されれば完了です。
サーバーを起動する
Forgeサーバーのファイルが正しく生成されたら、以下の手順でサーバーを起動していきます。
- 前の手順で指定したインストール先フォルダを開く
- 「run.bat」を実行する

- コマンドプロンプト画面が出現するため、何かキーを押して画面を閉じる

- 画面を閉じた後に自動作成されている「eula.txt」を開く

- 「eula=false」を「eula=true」に書き換え保存する
「eula=false」に書き換えると、利用規約に同意したことになります。 - もう一度「run.bat」を実行する
以上の手順でサーバーが起動され、以下の画面が表示されればサーバー起動は成功です。

サーバーの起動画面には、普段のマイクラでは見慣れないログが表示されます。
ログについて知っておくと、サーバーを管理する上でとても役立ちます。興味のある方は以下の記事をご覧ください。

自宅サーバーのForge環境にMODを入れる方法は、「🔽自宅サーバーのMinecraft Forge環境にMODを入れる」をご覧ください。
【レンタルサーバー】マイクラへのMinecraft Forgeの入れ方
友達とMOD入りのマルチプレイをしたい場合、レンタルサーバーを利用するのが最も簡単で安定した方法です。
ここでは『ロリポップ! for Gamers』を例に、専門知識がなくても数クリックでForgeサーバーを立ち上げる手順を詳しく解説します。自宅サーバーと比べて、ポート開放などの難しい設定が一切不要なのが特徴です。
【レンタルサーバー】 Forgeの入れ方
① 🔽 サーバーを準備する
② 🔽 Forgeサーバーを設定する
なお、ロリポップ for Gamersが対応している、マイクラや前提バージョンの最新情報は、以下リンクの「対応バージョン一覧」から確認できます。
ロリポップ for Gamers マイクラJava版 対応バージョン一覧
サーバーを準備する
レンタルサーバーを使用するには、サーバーの契約が必要です。ロリポップ for Gamersでは、以下の手順でサーバーの契約がおこなえます。
契約に必要な情報は、メールアドレスとお支払い情報のみです。
- 「ロリポップ for Gamers公式サイト」へアクセスする
- 「新規登録」を押す

- メールアドレスを入力し、チェックボックスにチェックを入れ、「アカウント登録メールを送信」を押す

- メールに届いた認証コードを入力する
- 利用したいサーバーを選択する
利用したいサーバーを選択するとプランが表示されるため、プレイ人数の目安や料金を確認して希望するプランを選択しましょう。 - 支払い手続きを完了する
お支払い情報を入力し、「購入する」をクリックします。
以上で「ロリポップ for Gamers」の契約は完了です。
なお、マルチプレイ用サーバーの立ち上げ方を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

Minecraft Forgeサーバーを設定する
レンタルサーバーの契約ができたら、サーバーをForgeに設定しましょう。ロリポップ for GamersでForgeを設定する手順は、以下のとおりです。
- 「ロリポップ for Gamers公式サイト」へアクセスする
- 「ログイン」を押す

- メールアドレスを入力し、「ログインメールを送付する」を押す

- メールに届いた認証コードを入力し、「認証」を押す

- 契約したマイクラJava版サーバーを選択する

- 「ゲーム設定」を選択する

- バージョンの「変更」を押す

- サーバーの種類を「forge」、自分の遊びたいバージョンを選択し、「バージョン変更」を押す

以上で設定完了です。
なお、ロリポップ for Gamersでは、高度な設定として、Forgeのビルドバージョンも設定可能です。
また、利用するサーバー選びでお悩みの方は以下の記事を参考にしてみてください。

レンタルサーバーのForge環境にMODを入れる方法は、「🔽レンタルサーバーのMinecraft Forge環境にMODを入れる」をご覧ください。
Minecraft ForgeへMODを入れる方法
導入したForgeにMODを導入する方法を、以下の3つの環境別に解説します。
【ローカル】のMinecraft Forge環境にMODを入れる
Forgeをインストール後、マイクラをカスタマイズするためにMODを導入していきましょう。
MODを導入すれば、新アイテムや新機能を追加でき、ゲーム体験が向上します。
ローカルのForge環境へのMODの入れ方を、以下3つのステップにわけて解説していきます。
【ローカル】Forge環境へのMODの入れ方
① 🔽 MODをダウンロードする
② 🔽 ForgeのデータフォルダにMODを移動させる
③ 🔽 マイクラを起動する
詳しく見ていきましょう。
MODをダウンロードする
まずは、導入したいMODをダウンロードしましょう。MODをダウンロードするのにおすすめのサイトを、以下で紹介します。
いずれも海外サイトで英語表記ですが、多くのユーザーに利用されており、信頼できるサイトです。
今回は、多くのMOD利用時に導入を推奨され、さまざまなMODと共存可能な軽量化MOD「OptiFine」を例としてダウンロード手順について説明します。
なお、Forge・OptiFineともに、マイクラのバージョン1.20.1に導入する際の画像を使って説明していきます。
ご自身の操作画面では自分の入れたいMODと、それに対応したバージョンで進めてください。
MOD「OptiFine」のダウンロードは以下を参照ください。
- OptiFineのダウンロードページにアクセスする
- 「Show all versions」を選択する

- ダウンロードしたいバージョンの「Download」を押す

- 数秒間広告が流れた後、表示される「Skip」を押す

- 「Download」を押す

また、友達とのマルチプレイで楽しめるおすすめMODを以下の記事で特集しています。
まだ遊ぶMODを決められていない、という方はぜひ参考にしてみてください。

Minecraft ForgeのデータフォルダにMODを移動させる
次に、ダウンロードしたMODを、マイクラのMODフォルダへ移動させます。以下の手順でMODを移動させましょう。
- 「🔼 【ローカル】マイクラへのMinecraft Forgeの入れ方」の起動構成で指定したフォルダを開く
- 「mods」フォルダを開く

- ダウンロードしたMODを移動させる

ここでは、先ほどダウンロードしたOptiFineを移動させています。
以上で、MODの移動は完了です。
マイクラを起動する
最後にマイクラを起動し、MODが反映されているか確認しましょう。MODの反映は、以下の手順で確認可能です。
- Forge環境のマイクラを起動する
左下の赤枠部分が起動するバージョンのForgeになっていれば、そのまま「プレイ」をクリックします。起動構成からForge環境を選択してプレイ開始も可能です。 - 「Mod」を押す

導入したMODは、以下の赤枠内に表示されます。

なお、一部上の画面に表示されないMODも存在します。
今回具体例として導入したOptiFineは、上の画面に表示されないMODです。
OptiFineの導入は、マイクラの画面から以下の手順で確認可能です。
- 「設定」を押す

- 「ビデオ設定」を押す

画面下部に、以下のように「OptiFine」と表示されていれば導入完了です。

【自宅サーバー】のMinecraft Forge環境にMODを入れる
自宅サーバーのForge環境へのMODの入れ方を解説していきます。
まずは前述の「🔼 MODをダウンロードする」を参考に、導入したいMODをダウンロードしましょう。
ダウンロードしたMODは、以下の手順でサーバーのフォルダに移動します。
MODを入れる際は必ずサーバーを停止してから行ってください。
自分のPCで立てたサーバーを停止するには、サーバーのコマンド画面に「stop」と入力しましょう。
- 「🔼 【自宅サーバー】マイクラへのMinecraft Forgeの入れ方」でサーバーインストール時に指定したフォルダを開く
- 「mods」フォルダを開く

- MODファイルをmodsフォルダ内に格納する
最後にサーバーを再起動すれば、自分のPCをサーバー利用している際のMOD導入は完了です。
【レンタルサーバー】のMinecraft Forge環境にMODを入れる
レンタルサーバー利用時にMODを導入する場合、レンタルサーバー内にMODをアップロードする必要があります。
今回は、以下の2つの方法をご紹介します。
🔽 ロリポップ for Gamersのファイル管理機能を使う方法
🔽 SFTPソフトを使ってサーバーにSSH接続をする方法
SFTPソフトを使用する方法はやや上級者向けです。
ロリポップ for Gamersをご利用中の方は、ぜひ「ファイル管理」機能をお試しください。
ロリポップ for Gamersのファイル管理機能を使う方法
ロリポップ for Gamersでは、初心者でも簡単にサーバー内のファイルを操作できる「ファイル管理」機能を提供しています。
ファイル管理機能を使ったMOD導入は以下の5ステップで完了です。
ファイル管理機能を使ってMODを導入する手順
① サーバーにログインする
② ファイル管理タブを開く
③ current内のmodsフォルダをダブルクリックで開く
④ modsフォルダに.jarファイルをアップロードする
⑤ サーバーを再起動する
ブラウザ上の操作だけで直感的にサーバーを操作できることが特徴です。
ファイルのアップロードだけでなく、フォルダの作成やファイル編集も感覚的に操作可能です。
ロリポップ for Gamersをご利用中の方は無料でご利用いただけますので、ぜひご活用ください!
ファイル管理機能の詳細な活用方法や仕様はこちらのヘルプページをご覧ください。
なお、MODファイルは🔼 MODをダウンロードするを参考に、ダウンロードしておきましょう。
SFTPソフトを使ってサーバーにSSH接続をする方法
ここでは、無料で手軽にサーバーへのSSH接続が可能なSFTPソフト、Cyberduckを用いて、レンタルサーバーへMODをアップロードする手順について解説します。
- Cyberduckを開き、「ファイル>新規接続」を押す

- 新規接続画面で、以下情報を設定して「接続」を押す
「ロリポップ for Gamers」の管理画面を参考に、以下のように設定します。
- 接続方式:SFTP(SSHによる暗号化FTP)を選択
- サーバー:管理画面に表示されているIPアドレスを入力
- ポート:22に設定
- ユーザー名:管理画面に表示されているSSH ユーザー名を入力
- パスワード:空欄のまま
- SSH Private Key:管理画面よりSSH Keyを作成し、「Choose」から選択
- 赤枠のプルダウンより「/」を選択する

- 「opt>minecraft」の順にフォルダを開く
- MODを導入したいForge環境のフォルダを開く
「ロリポップ for Gamers」でForgeのバージョン1.20.1を設定したため、このフォルダが作成されています。 - 「mods」フォルダを開く

- 「mods」フォルダにMODファイルを入れる
以上でSFTPソフトを使った、レンタルサーバーへのMOD導入は完了です。最後にサーバーを再起動させれば、上記手順で導入したMODがゲームへ反映されます。
なお、「Cyberduck」を用いたMOD導入方法は、以下の記事でより詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

マイクラにMinecraft Forgeを入れて遊ぶ際の注意点
Forgeを導入し、MODを使って遊ぶ際の注意点について紹介します。快適にMODを活用するため、注意点を事前に把握しておきましょう。
導入したいMODに合わせてバージョンを変える必要がある
導入するMODとForgeのバージョンは一致している必要があります。
バージョンが一致していないと、MODが正常に動作しなかったり、ゲームがクラッシュしたりする可能性があります。
MODの配布サイトやダウンロードページに記載されている対応バージョンから、導入しているForgeのバージョンと一致することを確認しましょう。
マイクラのバージョンについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

MODによっては併用できない
複数のMODをForge環境で使用する際、MODが競合することで正常に動作しない場合があります。複数のMODが同じリソースや機能を変更しようとするのが競合の原因です。
エラーがでた場合、原因となるMODを削除するか、競合とならないバージョンを探す必要があります。競合を防ぐには、MODを1つずつ追加して動作確認をおこない、エラーの発生を調査・調整する必要があります。
もちろんMODの競合以外の原因が関係している場合もあります。
立てたサーバーや友達のサーバーに入れない、すぐに落ちてしまって困っている、という方は以下の記事を参考にしてみてください。

Minecraft Forgeをインストールできない・起動しない場合の対処法4選
説明した方法どおりおこなっても、Forgeの導入がうまくいかない可能性も考えられます。
ここでは、Forgeがインストールできない・起動しない場合の対処法について解説します。
Javaがインストールされていない
Forgeがインストールできない場合、Javaがインストールされていない可能性があります。Forgeのインストーラーはjarファイルとなっており、Java専用のファイル形式です。そのため、以下の手順でJavaをインストールしましょう。
- Java公式サイトへアクセスする
- 「Javaのダウンロード」を押す

- ダウンロードしたインストーラーを実行する
- 「インストール」を押す

- 「閉じる」を押す

以上でJavaのインストールは完了です。あらためてForgeのインストーラーをダブルクリックし、インストールを実施しましょう。
Javaのバージョンが古い
Forge環境のマイクラが起動しない場合は、Javaのバージョンが古い可能性があります。
起動しない場合には、「🔼 Javaがインストールされていない」の手順で、最新のJavaをインストールしましょう。
Minecraft ForgeとMODのバージョンが合っていない
導入したいMODが要求するForgeのバージョンと、インストールしたForgeのバージョンが違うと動作に不具合が起こります。
例: MODが「Forge 1.20.1」を要求しているのに、PCには「Forge 1.20.4」を入れている
【対処法】
- MODの配布ページ(CurseForgeやModrinthなど)で必要な前提MODとそのバージョンを再確認しましょう。
- MODが要求するバージョンに合わせて、お使いのForgeバージョンに合うMODファイルを探してダウンロードし直してください。
MODのダウンロード方法は、🔼 MODをダウンロードするをご確認ください。
MOD同士が干渉している
複数のMODが、ゲームの同じデータを書き換えようとすると競合(コンフリクト)が発生し、クラッシュすることがあります。
例: 「A」というMODと「B」というMODが、どちらも「鉄インゴット」の仕様を変更しようとするケース。
【対処法】
- 「クラッシュレポート(crash-reportsフォルダ内)」を確認し、どのMODが原因でエラーを吐いているか特定します。
一旦「mods」フォルダから全てのMODを抜き、1つずつ戻しながらマイクラを起動してみてください。クラッシュしたら、その直前に入れたMODが競合の原因である可能性が高いです。 - 競合するMODのどちらかの導入を諦めるか、バージョンを変えると競合が解消されるか試しましょう。
上級者向けの方法として、「クラッシュレポート(crash-reportsフォルダ内)」を解析して原因を特定することも可能です。
マイクラで複数バージョンのMinecraft Forgeを管理する方法
Forgeが入っている状態で別バージョンのForgeをインストールすると、バージョンが上書き・変更されてしまいます。バージョンが上書き・変更されると、バージョン違いにより、今までMODなどを導入して構築した世界で遊べなくなる可能性があります。
複数バージョンのForgeを管理して遊べるようにする手順はこちらです。
- マイクラを起動する
- 「起動構成」を押す

- 現在インストールされているForgeの「⋯」をクリックし、「複製」を押す

以上の手順で、現在のForge環境が以下のように保存されました。

別バージョンのForgeを入れる際は、「🔼 【ローカル(自分のPC)】マイクラへのMinecraft Forgeの入れ方」の手順を参考に導入しましょう。
たとえば、バージョン1.21.4に対応したForgeをインストールすると、以下のようにコピー元が上書きされます。

新たなバージョンのForgeを導入する際は、再度上記手順で起動構成をコピーすれば、複数のForge環境の管理が可能です。
Minecraft Forgeを導入したら使いたいマイクラのおすすめMOD
Forgeを導入したら、MODを活用することでマイクラの楽しみ方が無限に広がります。ここでは、数あるMODの中でもおすすめのものをカテゴリ別に紹介します。
軽量化MOD
軽量化MODとは、その名のとおりマイクラを軽量化し、快適なプレイを実現するためのMODです。
以下の表で、おすすめ軽量化MODの一例を、特徴とともに紹介します。
| MOD名 | 特徴 |
|---|---|
| OptiFine | グラフィック設定の最適化や描画距離の調整、光源効果の改善など、多彩な機能を提供 |
| Embeddium | SodiumのForge対応版で、描画最適化を通じて大幅なパフォーマンス向上を実現 |
| Distant Horizons | LOD(Level of Detail)技術を使用して遠景描画を簡略化し、描画距離を広げながら負荷を軽減 |
軽量化MODを入れてもマイクラが重い!という方は以下の記事を参考にしてみてください

影MOD
影MODとは、マイクラのグラフィックを大幅に向上させ、光と影の表現をリアルにするMODです。
以下の表で、Forge環境で使用できるおすすめの影MODを、特徴とともに紹介します。
| MOD名 | 特徴 |
|---|---|
| Sildur's Vibrant Shaders | 鮮やかな色彩と動的な影を提供し、複数のバージョンでPC性能に応じた選択が可能 |
| BSL Shaders | 柔らかな光の表現と自然な色合いが特徴で、バランスの取れた美しい映像を実現 |
| Complementary Shaders | BSL Shadersを基に改良され、視覚効果とパフォーマンスの最適なバランスを追求 |
なお、影MODの導入方法について詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ご覧ください。

冒険・探検MOD
冒険・探検MODとは、マイクラの世界に新たなダンジョンや構造物を追加し、探索の楽しさを大幅に向上させるMODです。
以下の表で、Forge環境で使用できるおすすめMODと特徴を紹介します。
| MOD名 | 特徴 |
|---|---|
| When Dungeons Arise | 多彩なローグライクダンジョンや構造物をワールドに生成することで、探索の幅が広がり、戦利品や新たな挑戦が増加 |
| Structory | さまざまなテーマの新しい建造物や遺跡を追加し、世界の多様性を向上 |
| Roguelike Dungeons | ランダムに生成される大規模なダンジョンを追加し、各階層で異なる敵や宝物と遭遇する楽しみをプレイヤーに提供 |
なお、冒険・探検MODのほか、マルチプレイを盛り上げるMODに関して以下のページでも紹介しているので、ご覧ください。

モブ・アイテム追加MOD
モブ・アイテム追加MODとは、マイクラの世界に新たな生物やアイテムを導入し、ゲームプレイの幅を広げるMODです。以下の表で、Forge環境で使用できる代表的なMODと特徴について紹介します。
| MOD名 | 特徴 |
|---|---|
| Ice and Fire: Dragons | ドラゴンなど神話上の生物を追加し、素材で強力な装備を作成可能で、ドラゴンの飼育や騎乗も楽しめる |
| Mowzie's Mobs | 高度なAIと独自の攻撃パターンを持つ強力なモンスターを追加、ドロップアイテムを利用して特別な装備をクラフト可能 |
| Dawn Of Time | 歴史的建築様式を再現したブロックやアイテムを多数追加 |
なお、以下の記事ではマイクラの建築をよりいっそう楽しめるおしゃれな家具MODを紹介しています。建築にこだわりたい方は、参考にしてみましょう。

便利MOD
マイクラをより快適にプレイするのに役立つのが便利MODです。以下の表で、Forge環境で使用できるおすすめの便利MODを、特徴とともに紹介します。
| MOD名 | 特徴 |
|---|---|
| Just Enough Items | アイテムのレシピや使用方法を簡単に確認可能で、クラフトの際に便利 |
| JourneyMap | ゲーム内で詳細なミニマップとワールドマップを表示し、現在地や探索済みエリアを把握可能 |
| AppleSkin | 満腹度と隠しステータスの「満足度」を可視化し、効率的な食事管理が可能 |
MODの入れ方についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください!

まとめ
この記事では、MODを利用するために必要なForgeの導入方法を、ローカル環境やサーバー環境別に解説しました。Forgeを活用してMODを導入すれば、今までにないオリジナルの世界観をマイクラで実現可能です。
当記事を参考に前提MODであるForgeを導入し、MODを利用してあなただけの楽しみ方を作り上げましょう。
友だちと簡単にマルチプレイするためのサーバーの立て方を以下の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。







